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コモディティ化とハイコンテクストから広告コピーを考える

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前回軽く感想と個人的なメモだけ書いておいた、
「ここらで広告コピーの本当の話をします。」だが、
いくつか掘り下げて内容を咀嚼したので書いておく。


ここらで広告コピーの本当の話をします。 宣伝会議

コモディティ化とは

とある商品が革新的で新しい表現や機能を持っていても、
世に出るとすぐに酷似するものが市場に出回ります。

どの商品も同等の表現や同等の機能を持ち、
差別化できていない状態を「コモディティ化」と言います。

コモディティ化すると今度は価格競争になって、
最終的には市場自体が疲弊しておいしい市場ではなくなるのがよくあるパターン。

それでもコモディティ化した市場で戦っていくには、

これからの広告は優位性を伝えるよりも、企業の理念や社会貢献への共感を重視すべきだろう、といった流れが一部であります(「マーケティング3.0」と呼ばれることもあります)。

と、本にはあります。

コモディティ化を広告コピーに活用するには

生活必需品など一定の需要が確実にあるところで、
どのように一定の顧客層を捕まえるかが課題となっている。

ここで重要となってくるのが『ブランド』と『共感』かなと。

『ブランド』はメーカーの信者を作るということ

カメラや車のメーカーを選ぶ際の基準だと思えばわかりやすいかな。
カメラなんかは宗教戦争みたいなものって言われてるし。

『共感』はあるあると思わせて他よりも自分に合っていると思わせること

同じような機能を持っていても、
商品ごとに推しているポイントは違っていたりします。
そのポイント自体は大きな差ではないですが、刺さる人には刺さります。

この共感で重要になってくるのが以下のハイコンテクストに繋がってくるのかと。

ハイコンテクストとは

コミュニケーション・意思疎通をはかるときに前提となる言語、体験、価値観、考え方などが非常に近いという意味です。

うん、ちょっと意味が分かりにくいですね。

なのでハイコンテクスト文化という言葉を例に取ります。
日本はハイコンテクスト文化だと言われています。それはなぜか!

日本は民族性、経済力、文化度などが近い人が集まっているから

民族性
日本は日本人がほぼすべてを占める
経済力
海外に比べれば貧困の差はほぼない
文化度
言語は日本語ひとつ、食文化も大きな差異なし、無宗教文化

と、いった具合に日本は全国民の共通点が多い国です。

そのため暗黙の了解だったり、阿吽の呼吸だったり、
言語を介さずに意思を共有することが多い傾向にあります。

話を戻して文化ではなく、コミュニケーションという視点で見ると、
5W1Hなどで理論的に形式立てて伝えるのが「ローコンテクスト」で、
抽象的な表現や行間を読め的に伝えるのが「ハイコンテクスト」となります。

ハイコンテクストを広告コピーに活用するには

ハイコンテクスト文化が成り立っているのであれば、
同然生きていく上で経験する事柄も共通するものが出てきます。

経験を共通しているのならば、当然「共感」を得る部分も多いはず。
これを利用して広告に転用するのがいいかと。

商品を「売りたいターゲット層」を先に決めるのか、
これに「共感できる人がターゲット」とするかはどちらでもいいですが、
どちらにしても必要なのが市場調査生の声を聴くこと

共感してくれる人がいたところで絶対数が少な過ぎたらビジネスにならないし、
ターゲットがいたところで共感ポイントがずれていたら響かないし、
この2つをやらないで広告コピーを考えるのは無謀かなと。
下手な鉄砲を数打てるほど、どこも余裕あるわけではないですし、そもそも弾の無駄です。

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