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JIRAにTracのチケットをインポートする

Trac 依存症の方へ送る JIRA 移行その1「チケットの移行」

Trac から JIRA に果たしてどのくらいちゃんと移行できるか調べるシリーズ。
まずはバグトラッキングと言えばチケットですね。
今回はこれを移行してみましょう。

プロジェクトの外部システムインポート

外部システムインポートJIRA_trac0

Trac セットアップ

外部システムインポートJIRA_trac1
移行したい Trac 本体を zip でアップロードします。

SQLite で管理している Trac はそのままでアップロード。
MySQL で管理している Trac は trac.ini に database を IP 指定で書いて、
MySQL 側も JIRA サーバからの IP 開けてからアップロード。

database = mysql://[ユーザ名]:[パスワード]@[TracのDBサーバIP]:3306/[Tracのデータベース名]

ここで注意したいのが添付ファイルの容量制限。
zip の容量ではなく解凍後の容量を MAX 値にしないと 413 エラーになる。
でかいログファイルとかあれば事前に消しておこう。

また nginx を使っている場合は、Web サーバ側のアップロードサイズの上限値も上げておくこと。

server {
client_max_body_size 100M;

プロジェクトのマッピング

外部システムインポートJIRA_trac2
移行したい先のプロジェクトを指定します。
今回は新規取り込みなので新しくプロジェクトを作りました。

カスタムフィールドのマッピング

外部システムインポートJIRA_trac3
Trac の項目と JIRA の項目のつけ合わせを行う。

フィールドのマッピング

外部システムインポートJIRA_trac4
フィールド値のマッピングはおそらく初期値のこと。

値のマッピング

外部システムインポートJIRA_trac5
Trac で指定していたフィールドの項目が JIRA だとどの項目になるのかをつけ合わせ

これで入力項目は終わり。
あとはインポート開始を押して終わるのを待つだけ!

移行されたチケットを確認

import_trac_ticket_in_JIRA
チケットの項目も添付ファイルも問題なく移行されていることを確認。